2007年02月19日

国鉄特急

国鉄特急―名匠・広田尚敬が活写した国鉄黄金期の特急たち
梅原 淳 広田 尚敬
生活情報センター
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先々週ぐらいに買ってたんですが、昨日の夜にようやっと読了。基本的に写真集なんだから読了ってよりも見了って言った方が良いのかしら、ねぇ。

とりあえず、私と同世代なアイアンな人のコドモの頃のあこがれ、若しくはアイアンへの入り口の大多数ってのは目立つ「とっきゅうれっしゃ」にあると思うんですよ。この辺は世代的にブルートレインブームの最後の残り火や全国の特急列車網がまだ元気だったってのもあるとは思うんですが。もちろん、全部が全部って訳じゃないですけどね。

さて、今回ワタシがチョイスした写真集なんですけど、鉄道写真のセカイでは重鎮とも言うべき広田尚敬氏が撮影された特急列車の写真が満載なんです。

まず、表紙の485系ボンネット白鳥にハァハァであります。国鉄時代の車両って、レトロとか懐古主義とかではなく、ストレートに「格好いい」って感じるんですよ。色味とかはどれも一緒だし、正直代わり映えしないんだけど、今の特急列車より格好良く見えてしまうんですよね。

この辺は最近のレースカーよりも90年代辺りまでのレースカーが格好いいと思ってしまうアタシの性格かもしれませんけどね。F1で言えばマルボロカラーのマクラーレンの格好良さだったり、JPSブラック一色やキャメルイエロー一色のロータスの格好良さだったり……あ、MTVが一時期スポンサードしてたシムテックのカラーリングも好きだったかも( ´∀`)

まぁ、車も鉄道も最近の車両は外見よりも内面の方を重視している結果だとは思うんですけどね。車内写真を見てても、当時の特急列車の座席が普通に転換クロスシートだったったり、スーパー固定クロスシートだったり、リクライニングシートでも座面が戻ってしまうバッタンコシートだったりするのはざら。今ではフリーストップタイプのリクライニングシートではない特急列車を探す方が難しいですし、車内環境や走行性能って点では現代の車両には勝てるはずもありませんな。でも、車両の雰囲気とかその列車が持つ存在感とかは昔の車両達の方が圧倒的だとワタシは感じてます。

この本の中でも151系こだまに始まり、国鉄末期の絵入りヘッドマーク付き特急電車、ヘッドマーク付き寝台特急群などが網羅されています。世代的にはEF65P形が東京口寝台特急を牽引していた末期に生まれたワタシ。リアルタイムのキオクはEF65PF形が牽引する東京口寝台特急あたりからなんです。全国の特急列車に絵入りのヘッドマークが付き始めた頃ですね。ガキの頃、ケイブンシャの大百科で見たような特急列車群が大判の写真で見られるだけで幸せ。文字だけのヘッドマークもそれはそれで味があって好きかも……。

とまぁ、列車を眺めてハァハァするのもいいですし、広田尚敬氏の写真に圧倒されるのも良いんじゃないかしらと。プロが撮った写真を見ることで何かを感じることがあるでしょうし、構図の模倣から自分独自の切り口を見いだすこともあるでしょうし。旅途中駅撮りが多いワタシですから、特急列車を絡めた駅でのスナップなんかを見てはなるほどなぁ、格好いいなぁと思った次第であります。


あ、そうそう。この本、実はいいお値段(\5000)します。前から欲しいけど手が出ないなぁなんて思っていたら、本を売るならな某店で半額の出物があったんで、(それでも結構高いけど)買ってしまいました。

おかげ様でお給料が支給される金曜日まで2000円弱で過ごすハメになりました。本当にどうもありがとうございました|||orz
posted by おさない at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Books
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