2006年11月20日

1000本ノックを超えて

さて、かもめーずなブロガーな皆様の中での最新トレンドは講談社刊の『「バレンタイン流マネジメント」の逆襲』ですな。あたしも近日中に仕入れて読もう読もうと思ってたんですが、気が付けば別の本が手元にありまして…。

昨日の中継先である相模原駅に向かうべく局から徒歩でテクテクと向かったんですが、その途中にブックオフがあったんですよ。本番まで多少時間があったんで宝物探しじゃないですけど、なんか面白そうなの無いかなぁと店内に入って物色。


「1000本ノックを超えて/ボビー・バレンタイン」(永岡書店)


なんか凄いのアッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

アタシはホントにもう諸先輩方と比べるとニワカもいいところですし、ネタがありゃあ、ご飯3杯いけるような、そんな人間なんです。ただ…この辺は性格なんでしょうけど、一旦気になったモノは色々と手を尽くして資料を探しちゃう人なんです。実際に体感したり体験した人にはかなわないですけど、何も判らないままで話をしたりモノを書いたりするのはいやんですしね。判らないなら調べればいいし、資料を探せばいい。それでも判らなきゃ、ケツまくって「判りません」って言えばいい、そんな性格な兄ちゃんであります。

さて、「1000本ノックを超えて/ボビー・バレンタイン」は初版が1996年3月という、ボビー一次政権崩壊直後に出された本であります。

広岡GMと暗躍した仲間達一派を取材して書かれた(であろう)海老沢氏のノンフィクションとは全く異なる内容であり、95年の躍進の中でグダグダというかどうしようもないぐらいの内紛がチーム上層部で起きていたんだなぁと言ったところでしょうか。つか、孤立するボビ夫さんと暗躍するGM一派ってのが下手なドラマよりどろどろでドキドキでした。

…つか、本に書かれていることがそのままだとすると、このチーム状態でよく2位になれたねぇってのが正直な感想かな。船頭が一杯いたら混乱するに決まってるし、戦う為に必要な実権が監督ではなく、現場にいないGMに何故か合ったってのがもの凄い違和感。しかも監督を補佐すべきはずのコーチがGMの方を向いて仕事してたって言う状況。返す返すもよく2位になれたもんですわ。

当時は「躍進のロッテ、ボビー・バレンタインが謎の解任」って情報と「ロッテファンが球団に猛抗議」とか「広岡(略)」とかその辺りしか見えてなかったんだけど、実際に当事者であった人の著書を見ると、なんかもう根が深かったんだなぁと。背筋がちょっとひやっとしたですよ。

しかし、ワタシは広岡氏がロッテで何がやりたかったのかがイマイチわからないんだよねぇ。編成を兼ねていると言うことでコーチ陣を招聘したのは判るんだけど、パのやきうがあまりアレげな子飼いの人々ばっかりだし、パのやきうを知っている人と言えばやっぱり子飼いであった「ベテランの兼任コーチ(川相さん以前の犠打記録者)」や「左殺しのベテラン(06年にベース踏み忘れやマリンでのご乱心で有名になった人w)」を偏重するようにしむけてと言う…。黄金期の礎を作った西武のような「自分の王国」をつくりたかったのかなぁ、そんな風に思えてしまいました。

まぁ中途半端な権力でやりたいことが出来ずに、95年末に解雇されたボビーが再びロッテに舞い戻って来るとき、「全権監督」として戻ってきたのは当然なのかなぁと。「もう誰にもジャマはさせない」的な感じで。…と、この後はその辺りを第三者が描いた『「バレンタイン流マネジメント」の逆襲』に続くって感じでしょうかね。なんか今にでも読み始めたくなってきましたよ、奥さん!




あ、そうだ。
本書の中でコミさん、はっちゃん、堀さん、モロさんにジョニー、サブローなどが描かれていたんですけど、そのメンバーで2005年に優勝したって事は、当時からかもめーずだった諸先輩方にとっては筆舌に尽くしがたい、もの凄く嬉しいことだったんだなぁと。そのころから野球観戦に戻っていれば…と自分自身に悔しさを感じています。今以上のもの凄い大ネタが(ry

あとは、ボビーが夢想したメッツとのワールドシリーズではっちゃんが伊良部と共に登場したシーンに涙w

そして…。もう一つボビーが夢見た各国のドリームチームによる世界一決定戦。いわばWBCの原型のような形を構想として書いていたのにはニヤリとしたし、実際に行われたWBCの親善大使としてボビーの恩師、ラソーダ氏が活躍していた事を思い出すと…さらにニヤリとしてしまいました。
posted by おさない at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | かもめーず 2006
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