2006年10月06日

野村ノート

野村ノート
野村ノート
posted with amazlet on 06.10.06
野村 克也
小学館
前々から読んでみたいなぁってのがあったんですが、中々機会が無くて。今回、かもめーずやきうのシーズンオフってこともあり、読んでみましたよ。と言うわけで今日は昨年、監督就任前後で楽天の選手達が買い漁ったという「野村ノート」の話です。

さて、野村克也氏といえば、2006年シーズンの東北楽天ゴールデンイーグルスの監督であります。

南海で選手としてのキャリアをスタートさせ、素質が開花すると共にチームの中心として活躍。後に兼任監督としてに優勝1度。様々な確執からロッテ、西武と渡り歩き、生涯一捕手を貫き現役を終えます。現役時代は3017試合に出場、2901安打、657本塁打、1988打点、生涯打率.277とかなりの成績を残した名選手でありました。
9年間の解説者生活(野村スコープは本当に印象深いです)の後、ヤクルトの監督に就任。9年間でリーグ優勝4回(92,93,95,97)、日本一3回(93,95,97年)。ヤクルト時代には選手育成にも手腕を発揮。古田PMをはじめとして高津や石井一らを育てあげると共に、別の球団から移籍した選手を再生させるという「野村再生工場」で野村ID野球は一時代を築きました。
ヤクルトの監督を退任した直後、阪神の監督に就任。野村IDも眠った虎を起こすに至らず、就任期間は3年連続最下位と轟沈。ただ、後の虎の目覚めに繋がる選手を多く育てていたのも事実。沙知代夫人の脱税による逮捕もあり、2001年シーズンをもってユニフォームを一旦脱ぎます。
翌年2002年からは社会人野球のシダックスで監督兼任GM。現巨人の野間口、現日本ハムの武田勝らを輩出。社会人野球にも貢献。2005年シーズン終了後、初代楽天監督の田尾さんの跡を継いで楽天の監督に球界最年長監督として復帰。2年目という若いチームと言うことや戦力不足と言うこともあり、チームは違えど4期連続の最下位に沈んでしまいました。

ザッと資料纏めてみたけど、すげぇ人だなぁってのと面白い人だなぁってのとが半々かな。アタシが若い頃は兎好きなオヤジの影響で暗い人だとか難しい人なんだなぁって思ってましたけど、最近になってどうにもノムさんが好きになったのは。いわゆるぼやきにニヤニヤしつつ、実は逆のこと思ってるんでしょ( ´∀`) って妄想したりねw

さて、野村ノートを何でまた読みたくなったかってーと、今年のドラフトの目玉、駒苫の田中くんが指名権が楽天に決まった後の会見で「野村ノートはスッと読めた」って話をしてたんですよ。基本的に私は野球を見るのは好きだしプレーにもワクワクする人ではあるんですが、いかんせんネタマンセーで技術的なことがおざなりな人なんですよ。なもんで、ちょっくら読んでみようってが一番かなぁと。あと、ヤクルト時代のミーティングだとか阪神時代の「ノムラの考え」小冊子がどんなモノなのかが気になってたってのもありますけどね。
実際読んでみて、本当に南海な事はなくスッと読めましたよ。ノムさんが選手達に何を教えていたのかがちょっとだけかいま見えたような、そんな気がします。「知らないよりも知っておいた方が良い事を話します」ってミーティングをスタートさせたって話とか、打者のパターンとして4つのタイプに別れるとか、技術以前に人間教育をするんだとか、アベレージヒッターが決勝ホームランを打ったことに対しての苦言は、ホームランの魔力にとりつかれて打撃を崩す事を恐れての事だったりとか。あとはもうノムさんは野球が本当に好きなんだなぁってのを感じたのとノムさんは広義のツンデレだっていう事を確信したってことでしょうかw

まぁ、盗塁阻止率が著しく低く、打率も低迷していた野村克則現2軍コーチを使い続けたのは、低くて薄い壁を他の選手が突き破れなかった…かどうかは微妙な気もしますけどね。

クラッチーナと遊んでたり、たまに魅せる笑顔が好々爺風で何とも言えなかったり、ヒール的役どころを担ってたりと結構大変なノムさん。選手を育てコーチを育てフロントを育てと大変でしょうが、あまり無理をせずに末永く頑張って欲しいです。



しかし、意識改革が進んだり選手層が整備されつつある楽天野球団。来年のシーズンが今から本当に怖いんですけど、どうしましょう…。


来年は負けないよ!



大ちゃん、お手柔らかにね……って、マムウェイが現役引退だよ。デニーは大丈夫だよね?(´Д⊂
posted by おさない at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | Books
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