2006年10月03日

プロ野球応援団長―オリオンズ誕生から現在まで

プロ野球応援団長―オリオンズ誕生から現在まで
松本 真一
デポルテ
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大毎の頃からオリオンズの応援団長を務められ、2004年6月4日、71歳でこの世を去った松本真一氏の自叙伝。読めば読むほど、2005年秋の美酒を飲んで欲しかったなぁ、なんて思ってしまう秋の日の今日この頃であります。

この本を見つけたときは思わず小さなガッツポーズ出ました。第二次ボビー政権以降、端的に言えば去年の暮れ当たりからのかもめーずを伝える書籍というのは様々な種類が出ているんですけど、第二次ボビー前の書籍というのはかなり限られているようでして。「プロ野球応援団長」は運良く見つけられましたけど、それ以外は中々お目にかかる機会もないのですよ。「マウンドの記憶」とか「優勝祈願―山本功児監督と千葉ロッテマリーンズ」とか、目の前にあれば間違いなく飛びついてると思いますw

さて、本の内容ですが故松本氏が応援団長になった頃の話や暗黒が訪れる前に日本シリーズを戦った頃の話、10.19の話に第一次ボビー政権崩壊時、緊迫した球団事務所前の話、未来に向けての提言など。

人生の大半をオリオンズにかけた凄い人だなぁ、ってのが本を読んだ正直な感想ですかね。当事者じゃないし、その当時を知らないんだけど、オリオンズ(マリーンズ)が好きで野球が好きでってのは本当に伝わりました。古き良き昭和の内野・外野応援団の空気を感じることが出来ました。なかでも川崎の外野応援に関するくだりはニヤニヤ。川崎球場がまだ健在だった頃は厨房だったわたし。風の噂で「川崎球場の外野はハンパねぇ」って話を聞いたことがあったんですけど、色んな意味で納得。今も昔も外野は敷居が高いです、はいw
後は、内野応援の副産物で「ファールボールに対する警笛の発祥がオリオンズ応援団」って話にトリビア。あと「ヤジった相手チームのコーチと夜行でぱったり、とっくみあいの喧嘩寸前編」は本当にすげぇなぁって思いますよ。今は夜行なんて使わないで新幹線でズドン、だしねぇ。でも、そんな功労者な故松本氏が97、8年頃の球団方面からアレげな扱いをされてしまっている姿にはなんともはや。色々な意味で暗黒面に落ちていた、そんな時代でしょうか。その時代を味わうことが出来なかったのは不幸なのか幸せなのか…。

しかし、故松本氏は本当にいい意味でタニマチだったんだなぁとしみじみ。
posted by おさない at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | Books
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